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下町のリフォーム   

今、工事をさせていただいている、下町のリフォームもいよいよ仕上工事に突入です。
コーディネーターの薄井が担当させていただき、お客様とお打合せを何度もさせていただいております。

本来、着工前にお打合せを充分にさせていただき、決め事をすませ図面と仕様書に法って工事を進めていくことが望ましいのですが、中古住宅の場合はそうはまいりません。

解体をしてみたら、予想外のことがあったり、まっすぐに建っているはずの柱が曲がっていたり工事の中で、色々なことが起き、その都度お客様に現状をご覧いただき、ご提案をさせていただきます。

家の状態は、様々です、リフォーム工事で今ある建物を完璧な状態にすることは不可能といってよいでしょう。
少し傾いた建物をまっすぐにと仰られるのですが、それをするにはスケルトンどころの話しではなくなります。
大幅な傾きや、急激に傾いた場合はそれは大きな問題なのでそれなりの対処が必要となりますが、長年をかけて傾いた場合は、最適な補強をかけていきます。

木造家屋の場合、地盤沈下による影響も含め、建築当初の状態を保ち垂直に建っている建物など皆無です。

経年した木造家屋をリフォームさせていただく場合、やはり工事中の現場でのお打合せは必須です。
現場で出来上がっていく様子をご覧頂くと、お客様が日に日に安心なさって、出来上がりに期待を膨らませてくださることが伝わってまいります。

工事途中の現場は、足場が悪くお客様にはご苦労をお掛けしますがお願いいたしております。

入社当時は、はしごを上がれなかったコーディネーターの薄井も最近は、何とかはしごを上ることが出来るようになりました。
下町のリフォーム_e0131906_10474856.jpg

# by reform_house2 | 2008-11-01 09:59

下町のリフォーム完成です。   

先日から、工事をさせていただいておりました昭和30年代建築の木造住宅のリフォーム工事の完成です。

下町のリフォーム完成です。_e0131906_9512528.jpg

下町の昭和の木造家屋の雰囲気を残しつつ、新しいご家族の生活に合わせたリフォームです。
もちろん耐震補強も行いました、既存の味わいのある部分と新しくさせていただいた部分が融合した感じで、なんとも落ち着く素敵な空間になったと思います。。。自画自賛ですみません。

お引渡しを明日に控え、エコリフォーム社恒例の 『ここに住みたいねぇ』 の反省会です。
建物はもちろんお客様の持ち物ですが、工事中は我子のように思います。
お引渡し前日は、完成の喜びとともに、手放すようで少し寂しいのです。

ちょっとだけ、その場をお借りし、まったりと空間に酔いしれさせていただきます。

そして、『ここにずっといたいねぇ』 『ここに住みたいねぇ』 自分自身ももちろんですが、スタッフのこの言葉を聞いて工事の完了を実感し、安心してお引き渡しをさせていただきます。

下町のリフォーム完成です。_e0131906_1095959.jpg


ここに住まわれるご家族に、幸せに暮らしていただきたいと心から思います。

工事中は、お施主様に本当によくしていただきました、ありがとうございました。

# by reform_house2 | 2008-09-27 09:37 | スケルトンリフォーム

もうすぐお引渡しです。   

先月から工事をさせていただいております、中古住宅スケルトンリフォームの工事がもうすぐお引渡しとなります。
述べ床面積16坪ほどの、狭小の住宅です。

築35年の木造住宅を買われ、まずは内部のリフォームです。
内部から出来る、耐震補強を出来るだけ施しました。

使えるところは、レトロな感じとともに残しながら、新しいご家族に合わせた空間の完成です。

アクシデントもございました、分電盤など新しくしてあったため、隠ぺいされた配線も新しくなっていると考えておりましたが、なんとそれが誤算でした。

天井すべて落としてみたところ、家中の配線が、がいし(碍子、がい子)だったのです。

がいし(碍子、がい子)は、今は送電線などでしか見られないものとなりました、電線とその支持物である電柱・鉄塔などとの間を絶縁するために用いる器具のことです。

昔は、一般家屋でもこの方法で、電線を天井にとめて張り巡らせたのです、今では絶縁する素材でコーティングされた、Fケーブルで配線いたしますので、用意にタッカーなどで木材にとめることが出来ます。

このがいしを使った配線をそのままと言うわけにはまいりません、線が古く今後漏電の可能性も否めませんので、天井を落としたこの時に、全ての配線を引きなおします、お客様にも電気工事の追加料金として、6万円ほど頂戴することをお願いいたしました。

小屋裏の確認を怠ったためにおきたことです、まさかと思っても確認は必須でした。

安全性を上げることも、経年数の長い中古住宅をリフォームさせていただく場合は、大切な要因ですし、そのことをお施主様に説明させていただくことも私たちにとっては必ずしなくてはならないことです。

こちらのお宅も、お引渡しが目の前です、最後まで気を引き締め大切に工事をさせていただきます。もうすぐお引渡しです。_e0131906_9301421.jpg

# by reform_house2 | 2008-09-21 19:26 | スケルトンリフォーム

サッシの取替   

サッシの性能を上げることは、住宅の性能を上げるために効果的であるということをお伝えしましたが、ではどのようにして工事を行うのでしょう。

当たり前のことですが、サッシは家の外壁と内壁に接合されています、解体して取り替えるとなると両方の壁に影響してしまいます、内側の壁はクロスを貼り替えることで問題は比較的少ないのですが、外部は少し厄介です。

同じ大きさのサッシに取り替えるとしても、既存のサッシを解体する際に外壁はどうしても影響してしまいます、外壁の補修は、不可欠です。

他の方法としては、既存のサッシを活かし、内部からインナーサッシを取付けるという方法もあります、影響するところが少ないので、比較的簡便な工事で、効果もあります、但し、窓を開ける動作が2回必要になります。

工期や予算によって、工事の方法をお選びいただくことが良いかと思います。
30年前のサッシに比べると格段に今のサッシは性能が上がっています、家の性能を上げる上では、優先順位が高い工事だと思います。

# by reform_house2 | 2008-09-01 07:25 | 住宅の性能

窓の取替工事(1)   

中古住宅の性能を上げるための工事として、開口部(窓・玄関扉)の交換は非常に重要だと考えております。

窓や窓ガラスをリフォームすることで得られる利点をご紹介します。

 【結露】 お困りの声を非常に多くいただきます。
       窓ガラスがびしょびしょに水滴がつき、酷い場合は床までもがぬれてしまいます。
       この現象は、冷たいジュールが入ったコップと同じことがおきてるのです。

       空気には、水蒸気が含まれているため、空気は暖かければ暖かいほど水蒸気を
      たくさん含むことになり、逆に冷たければ水蒸気を含むことのできる量は少なく
      なるのです。
      外の気温が低い冬は、冬の窓ガラスは外気によってとても冷やされています。
      逆に室内は暖房で暖められています。
      室内の暖かい空気が冷えた窓ガラスにぶつかると冷やされ、空気中の水蒸気が
      水滴となって窓ガラスに付着してしまうのが、結露のメカニズムです。
      温度と湿度が非常に密接に関わっています。
 
      室内の水蒸気量を一定とした場合、暖房している部屋よりもしていない部屋のほう
      が、また、日中よりも室内の温度が低い明け方などのほうが、湿度が上昇するので
      結露が発生しやすくなります。部屋の隅や出窓、厚いカーテンで覆われた窓など、
      暖かさが行き渡らない場所も要注意です。暖房機器の種類、加湿器の使用、空調な
      どの条件による、室内水蒸気量の変化も大きく影響します。
   
      そしてこの結露が、室内のカビの原因にもなります。

 【防止策】
      色々な方法が考えられますが、サッシを取り替えることが出来るのであれば外気
      の影響を受けにくい、断熱サッシやペアガラス、 真空ガラスのサッシに変えることを
      お勧めします。
      もちろん室内の湿度を下げることも効果的です。
      たとえば調湿性能のある、塗り壁や無垢のフローリングなどを使えばある程度は軽減
      されるでしょう。


リフォーム 東京
             

# by reform_house2 | 2008-08-10 13:28 | 住宅の性能