下町のリフォーム
2008年 11月 01日
コーディネーターの薄井が担当させていただき、お客様とお打合せを何度もさせていただいております。
本来、着工前にお打合せを充分にさせていただき、決め事をすませ図面と仕様書に法って工事を進めていくことが望ましいのですが、中古住宅の場合はそうはまいりません。
解体をしてみたら、予想外のことがあったり、まっすぐに建っているはずの柱が曲がっていたり工事の中で、色々なことが起き、その都度お客様に現状をご覧いただき、ご提案をさせていただきます。
家の状態は、様々です、リフォーム工事で今ある建物を完璧な状態にすることは不可能といってよいでしょう。
少し傾いた建物をまっすぐにと仰られるのですが、それをするにはスケルトンどころの話しではなくなります。
大幅な傾きや、急激に傾いた場合はそれは大きな問題なのでそれなりの対処が必要となりますが、長年をかけて傾いた場合は、最適な補強をかけていきます。
木造家屋の場合、地盤沈下による影響も含め、建築当初の状態を保ち垂直に建っている建物など皆無です。
経年した木造家屋をリフォームさせていただく場合、やはり工事中の現場でのお打合せは必須です。
現場で出来上がっていく様子をご覧頂くと、お客様が日に日に安心なさって、出来上がりに期待を膨らませてくださることが伝わってまいります。
工事途中の現場は、足場が悪くお客様にはご苦労をお掛けしますがお願いいたしております。
入社当時は、はしごを上がれなかったコーディネーターの薄井も最近は、何とかはしごを上ることが出来るようになりました。
# by reform_house2 | 2008-11-01 09:59