コンパクトで使いやすい空間
2010年 10月 31日
江東区で進んでおります、2軒の一戸建てのスケルトンリフォームも、
大工さんがあとほんの数日で終わりです♪
あとは、塗装屋さんやクロス屋さん、タイル屋さんなどが入って、
3週間程度で、お客様にお引渡しです。
2軒のお家とも、とてもコンパクトなので、
空間をうまく使えるよう、工夫がされています。
こちらは、片方のお宅の洗面・脱衣室です。

真ん中に棚があって、棚の左には、幅50cmの洗面台、
(お二人でお暮らしで、あまり大きな洗面台は要らないとのことでしたので、
ミニマムなものにしました)
右側には、洗濯機置き場がきます。
そして、高さ1.8mちょっとのところには、棚板を一枚、渡しています。
真ん中の棚は、幅30cm程なんですが、洗面まわりのこまごました物を
置けるので、とっても便利にお使い頂けると思います。
洗面所へ入って、右手にはお風呂、左手にはお手洗いがあります。
決して広くは無いのですが、ご夫婦お二人でお暮らしになるにあたり、
必要なものがすぐ手にとれ、暖房も冷房も効きが良く、
(お掃除も、手間が少なくて済みますしね!)
とても居心地の良い空間に、なると思っています。
土地の値段が高い都心では、コンパクトなお家がとても多いので、
私たちがリフォームをさせて頂くお家も、建坪8坪くらいの
建物が多いです。
リフォームが終わって、お客様のところへお邪魔したときに、
幸せそうにお暮らし頂いている様子を拝見すると、
広い空間があったら、もちろんレイアウトで頭を悩ますことも無く、
1坪のお風呂や大きな下駄箱、キッチンも無理なく付くので
良いのかもしれないのですが、
コンパクトであれば、コンパクトなりに工夫が出来て、
それはそれで、とても良いんだと思います。
コンパクトでも住みよい、居心地の良い家は、
作れるんだということを、これまでに関わらせて頂いた、
沢山のリフォームで、教えて頂きました。
私は田舎で育っているので、まわりにもそれほどコンパクトな
家は無かったですし、エコリフォームで働く前は、
「9坪ハウスに住みたいの!」と先輩が言っていたのも、
ピンと来なかったものですが、
今では、将来自分が家を持つことができたら、
コンパクトな家、いいなぁと、ひそかに思っています。
▲ by reform_house2 | 2010-10-31 20:56 | 工事中のお宅