屋根の葺き(ふき)替え
2008年 07月 20日
耐震リフォーム工事の方法は様々です耐震性能を上げるために、手っ取り早い(言い方は悪いのですが)方法として建物の頭の部分を軽くしすることは効果があります。
建物の頭の部分とは、ここでは屋根のことをさします。
エコリフォーム社でも、中古住宅リフォームで屋根を葺き替えさせていただくことは多くございます。
耐震壁の追加や基礎の補強に比べ、他の部位と絡むことがない屋根は、リフォームしやすい箇所ではあります。
葺き替える材料として、コロニアル(スレート)は現代的なイメージと低コストが相まって、急激に普及した屋根材です。今でも新築住宅の7割はこの種の屋根材といっても過言ではありません。
ガルバリウム鋼板という素材もございます、トタン(亜鉛鋼板)と違い、アルミと亜鉛をメッキし、フッ素樹脂塗装を施したを原板に使った屋根材です。
トタンやコロニアル(スレート)よりも耐久性が高く、軽くて丈夫なので、耐震性にも優れていますので、最近は多く使わせていただく素材です。
瓦が全て悪いというわけではありません、手入れを定期的に行っていけば耐久性に優れた経年劣化の少ない歴史のある優れた素材です。
ここでは、あくまでも中古住宅の耐震性を高めるためにという観点でのお話です。
雨漏りなどが現状内容であれば、何が何でも屋根の吹き替えをしなくてはならないわけではありません。
耐震診断に基づき、耐震計画を進めていく上、構造と合わせて検討することをお勧めいたします。
リフォーム 耐震
by reform_house2 | 2008-07-20 13:47 | 耐震