着工中の木造住宅耐震リフォーム④   

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

昨日に引き続き、着工中の木造住宅の耐震補強リフォームの様子をお伝えします。


こちらのお客様は、2階をおもな居住空間にされていますが、
1階には玄関と、6帖ほどの洋間がひとつあります。

その部分も、今回補強をさせて頂いております。




洋間に腰高窓が2つあります。

窓がある壁は、開口部があるので、地震の揺れのときに
建物を支える耐力壁として、カウントがされません。

住むことを考えると、お部屋には窓が多い方が、
明るくて嬉しいですけれど、
木造住宅の場合には、窓があまりにも多いのも、
耐震的にマイナスに働いてしまうそうです。

今回は、洋間の窓は、窓を残したまま
壁に現在より耐力をもたせるために、揺れを吸収
してくれるダンパーを取り付けました。

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(↑土台と柱の接合部)

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(↑梁と柱の接合部)

1つの腰高窓に、こちらの金物を4つ取り付けました。


開口部は耐力壁にカウントできないと言っても、
開口部をまったく作らないわけにいきませんし、

実際問題、閉じてしまえない箇所もありますので、

開口部を残したまま、壁に耐力をもたせられる金物が
いくつか研究・開発されています。

昨日のブログでご紹介しました、構造用合板での補強ほどの
強さはもたせられないのですが、それでも、無いよりはずっと
強くなります。

それぞれの箇所に、適切な金物を選んで、
計画をさせて頂きます。





耐震改修工事の様子をたまに見に来て下さっている
お客様の息子さんからも、

「壁には筋交いが入ってなかったようですね。。
いやー、本当に開けてみないとわからないものなのですね。」

というメールを頂きましたが、

予想をしていても、解体してみて
予想と異なるということが、実際に起こります。


こちらの壁は、筋かいは入っていないだろうと思っていましたが、

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解体してみると、斜めに一本、入っていました。



これは、このままで良いのですが、端部に金物が付いていませんので

取り付けをしました。

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耐震補強工事は、解体して、確認して、足りない部分を補い、
壁を閉じて、仕上げる、という作業を、1壁1壁行うという
とても地道な作業です。

大きな責任も伴います。


お客様の息子さんからのメールでは、
このようなお言葉も、頂戴しました。

「今日現場を見させて頂きましたが、工場と部屋の間に何本もの
柱が立っているのを見て、
今回本当にお願いして良かったなと早くも思ってしまいました(笑)」


信頼してお任せ頂いたお客様に、安心してお住まい頂ける
家にするため、明日も頑張ります♪
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by reform_house2 | 2011-05-05 20:39 | 耐震

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