在来工法の浴室
2011年 02月 20日
今、浴室の改修工事をさせていただいているお宅の工事の様子です。
浴槽を撤去したところです、ぽっかり穴が空いた感じです。
最近は、リフォームはもちろん、新築でもシステムバス(ユニットバス)を選ぶ人が90%以上とだそうですが、こちらのお宅は、在来工法の浴室です。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、個人的には、こちらのお宅のような在来工法のお風呂が好みです。
こうして、実際に工事をさせていただきますと、やはりユニットバスに比べ、たくさんの職人が工程を積み重ね
行きますので大変な工事です。
でも、日に日に工程がこなされ出来ていく空間は、やはりユニットバスとは違う充実感のようなものがあります。
こちらのお宅は、お風呂のサイズが、少し特殊だった為にユニットバスにはせず、在来工法のままのリフォームをさせていただいております。
こういった場合への自由度ということでは、やはり在来工法という事になります。
もちろんお客様のご要望である、今までのお風呂よりお手入れがしやすく、カビの発生し難い素材ということは
ちゃんと考慮させていただきました。
ユニットバスは、工場で生産されたものを現場で組み立てるという方法ですので、施工性は抜群で、おのずと工期も速くてすみます。
ユニットバスというと、昔はビジネスホテルにあるようなクリーム色のトイレと洗面と浴槽が一緒になったものを思い浮かべてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、今のユニットバスは格段に進化し内装も素敵なものを選べるようになりました。
今となっては、在来工法の浴室をえらばられることは、贅沢なことかもしれません。
by reform_house2 | 2011-02-20 20:44 | 工事中のお宅